夏休み真っ只中の8月、テルミン&科学ショーを開催しました。テルミンとは、触らなくても音が出る、世界最古の電子楽器です。
講師の先生が奏でるテルミンの不思議な音色に、子どもたちは集中して耳を傾けていました。演奏後にはテルミンに触れる機会も設定してくださり、多くの子どもたちが笑顔で参加していました。
科学ショーでは、むらさきキャベツを使った色水の実験や、野菜とオキシドールを混ぜて作るロケットがとても盛り上がりました。どの実験にも、子どもたちは目をキラキラと輝かせ、興味津々な様子でした。
音楽や科学の楽しさや奥深さに触れることができた、充実した時間になりました。

梅雨の晴れ間の木曜日、八木山南児童館に東京おもちゃ美術館のおもちゃたちがやってきました。
この行事は、子育て支援クラブこあらさんから支援クラブさん繋がりで御紹介いただいたおもちゃコンサルタントのひろかわひろこさんの御尽力で実現しました。
首を振ってカタカタと進むあひるや坂道をゆっくりと歩くぞう、パズルとしても遊べる磁石の魚釣りゲームなどの木のおもちゃが遊戯室いっぱいに広げられました。
途中大型絵本の読み聞かせをはさんでの1時間。児童館は八木山南おもちゃ美術館になったようでした。
参加された皆さんは、それぞれの興味やお子さんの年齢に合ったおもちゃを見つけて遊び、素朴な木の温もりを存分に味わっていた様子でした。
優しい和やかなひと時となりました。

6月17日（土）晴天、真夏日。当日児童クラブ利用の小学生5名と子育て支援クラブの皆さん3名、職員2名で児童館を午前9時5分出発。暑い中を車に気を付けて歩くこと20分弱。仙台でも珍しい七福神を祀った医王山「鉤取寺」（こうしゅじ）到着。もうすでに現地集合の親子さんも含めて、小学生14名、幼児1名、大人3名、子支クさん5名、職員2名、合計25名で教室開始。
早速2階本堂に上って、全員で「魔訶般若波羅蜜多心経」（まかはんにゃはらみったしんぎょう）を和尚さんに続いて全文唱和しました。全員で「色即是空」（しきそくぜーくう）「空即是色」（くうそくぜーしき）が広い本堂に響き渡りました。
次はいよいよ待ちに待った「座禅体験」です。畳の間にあがって、素足で足を組んで、背筋を伸ばして、丸座布団をお尻の下に入れて、鼻から息を吸って、口から吐いて、そして手を組んで15分間の修行の始まりです。和尚さんから警策（きょうさく）という長い平たい板で肩を軽く打ってもらいました。15分間はあっという間に過ぎました。息を整えると身体が整い、心も整うという和尚さんのお話に皆さんうなづいていました。ベスト座禅賞の4年女児と5年男児には和尚さんから御褒美が渡されました。心が洗われた一時を過ごすことができました。

今年度初めての工作タイムで、プラバンストラップ作りを行いました。
新1年生にとっては初めての工作タイムということで、この日をとても楽しみに待っていました。
描きたいキャラクターの下絵を持ってきた子どもも多く、色塗りにもこだわりながら真剣に制作していました。
絵が完成したら、順番に並びトースターで焼きます。描いた絵が縮んで半分以下の大きさになっていく様子を、「わあ！」という歓声と共に夢中になって眺めていました。
完成したストラップを友達と見せ合ったり、さっそくランドセルにつけたり、とても楽しんでいる様子でした。
子どもたちの笑顔があふれる工作タイムとなりました。

児童クラブ「はじまりの会」は、62名の参加でスタートしました。
まず始めは児童館での約束の確認です。
次に紙芝居「よりみちものがたり」を見ました。学校帰り寄り道をすると家族や児童館の先生も心配するんだなと真剣に聞いていました。
お楽しみは児童館クイズです。本は何冊あるか、先生の人数は何人かなど、○×に分かれて大盛り上がり。
最後は終わりの会でも好評だった爆弾ゲームです。ボールを一人ずつ回して音楽が止まったらアウト。皆楽しく参加することができました。
まだまだドキドキな1年生も多いかも知れませんが早く児童館の生活に慣れますように。優しい先輩方が色々教えてくれますよ。

3月の暖かい木曜日、今年度最後の幼児クラブのびのびひろば「またねの会」を行いました。
いつも遊びに来てくださるメンバーの参加で、行進や体操は御手の物。
続く子育て支援クラブこあらさんのハンドベルの演奏は、『春よ来い』の曲が綺麗な音色で奏でられ、皆静かに聴き入っていました。
『はらぺこあおむし』を大型絵本で楽しんだ後は、蝶々の工作。子どもたちは、お母さんと一緒に仕上げた蝶々を早速パタパタと羽ばたかせて得意そうに見せ合っていました。
紙芝居『よいしょよいしょ』で皆一緒に声を合わせて「春」を引き寄せた所で、今度は子どもたちがカラーバトンを引っ張ります。
バトンに結んだ紐の先に付けられたお土産をもらって、笑顔いっぱいの会は終了しました。

月に一度開催している「楽しい将棋教室」のまとめとして、2月に児童館で将棋大会を行いました。
当日は、1年生から3年生の計16名の小学生が大会に挑戦しました。4月は将棋に触れたことがなかった1年生も、地域の将棋名人に一から将棋を教わり、今では上級生に負けないくらい上達をしました。
大会では真剣に対局をする子供たちの姿が見られました。最後には表彰式もありました。大会が終わってからも「次の大会は優勝するぞ！」と、早くも来年の大会を見据えて子供たちは意気込んでいました。
「楽しい将棋教室」は、年間を通して将棋の楽しさを知ることができた素敵な行事になりました。
1年間将棋を御指導くださった鈎取睦会の皆様、ありがとうございました。

令和5年最初の行事は「スポーツチャンバラに挑戦」です。最近はゲームにもなっていて人気のようです。
3年生を中心に16名の申込がありました。中には剣道をしている強者もいました。
講師の先生から痛くないスポンジの剣を渡されると振り回して当たらないようによける練習もしました。
その後防具を付けていよいよ実践です。3人組でチーム戦をした後、最後は全員で乱戦をしました。付き添いの保護者の皆さんも交じって攻撃したり防御したり。久しぶりに体を動かして皆楽しそうでした。
参加者からは「またやりたい。」「道具が欲しい。」などの感想が聞かれました。
礼に始まり礼に終わる。少しだけ侍の作法を学ぶことができたようです。

12月は西多賀中学校の吹奏楽部の皆さんにお越しいただき、4年ぶりのクリスマスコンサートを開催しました。
当日は小学生や中学生、乳幼児さんなど52名の地域の皆さんが御来場くださいました。
コンサートでは「赤鼻のトナカイ」や「恋人たちのクリスマス」など季節感のある曲の演奏や金管八重奏などのアンサンブルの演奏もあり、楽器の生の音色を聴くことができる貴重な機会となりました。
また、各パートの楽器紹介やクイズがあり、子供たちは楽しんで聞いたり参加したりしていました。最後にはサンタが登場し、おみやげのプレゼントがありました。
ブラスバンドの音色を皆で楽しむ素敵なクリスマスイブとなりました。西多賀中学校吹奏楽部の皆さん、ありがとうございました。

3年振りとなった3B体操。3Bとは「ボール・ベル・ベルター」のことです。
今回は主にベルを使った運動をしました。ベルは鳴らす楽器ではなく、魚のような形をした道具で、空気を膨らませて叩いたり、手に持ち、上に上げたりして体を伸ばしていきます。お母さんたちのストレッチ効果が大きく、音楽に合わせて繰り返し行うと段々息も荒くなり、日ごろの運動不足解消となったようです。
最後はベルターとベルを使って中をくぐってみたり、魚が大きく跳ねたりする様子をみんなで楽しみました。リズム遊びの要素もあり、あっという間の時間でした。
コロナ禍でなかなか思いきり体を動かす機会が少なくなりましたが、いい汗をかくことができたようです。